第2話おさらい(2010/07/16放送)

 アルバイト先のキャバクラで10万円を手に入れ、無事課題を提出し、ご機嫌で帰宅した絵里子(山田優)。すると、アパートの前で、亡き父・正造(陣内孝則)の従兄弟である氷室(田中要次)が絵里子を待っていた。絵里子の手から5万円を奪い取ると、一目散に逃げ出す氷室。金を取り返そうと、必死で氷室を追いかける絵里子だったが、ふいに路地から飛び出してきた女性とぶつかってしまい、その隙に氷室を取り逃がしてしまう…。

 絵里子がぶつかった女性は、なんと、高知の実家にいるはずの母・光代(渡辺えり)だった。光代によれば、正造の四十九日の法要後、正造が親戚に1000万円もの借金をしていたことが判明。高知でそんな大金を稼ぐのは時間がかかると判断した光代は、働き口を探すために上京したというのだ。

 そんな折、絵里子は超売れっ子のイラストレーターが描いたリトグラフが1枚300万円もすることを知る。これなら私にも描けると、すっかりその気になった絵里子は、出版社へ作品を持ち込もうと奮起。ところがどこも門前払い……。そんなとき、絵里子の視界に三流男性週刊誌『週刊秘宝』の編集部が飛び込んできた。思い切って中へ入ったものの、『週刊秘宝』が自分を騙して下品な記事に顔写真を掲載した雑誌だと気づいた絵里子は、大憤慨。編集長の梅本(大杉漣)や編集部員・正宗(小泉孝太郎)に、「こっちからお断りだよ」と吐き捨てるように言い放つと、嵐のように編集部から去っていく。


 その夜、絵里子はキャバクラで編集者・野々宮春樹(鈴木一真)と出会う。野々宮が人気雑誌の次期編集長と目されるエリート編集マンだと知った絵里子は、さっそく売り込みを開始。野々宮の「絵を見てあげるから、いつでも会社へおいで」という言葉を真に受けた絵里子は、翌朝、野々宮を訪ねる。ところが、絵を見た野々宮は「うちの雑誌には合わない」と一蹴。しかし、絵里子はどうしても諦めきれない。そこへ、締め切りを4日後に控えた特別号のカットを描くことになっていたイラストレーターが倒れたという連絡が野々宮に入った。それを聞いた絵里子は、チャンスとばかりに、そのイラストを自分に描かせてほしいと必死に頼み込むが……。

 夕方。大きな仕事がもらえたと大喜びの絵里子に、葉子(佐藤江梨子)は「新人にそんな大きな仕事を任せるなんて、話がうま過ぎるのでは?」と忠告するが、絵里子は「先のことを心配して目の前のチャンスを逃したくない」と、授業はサボり、アルバイトも光代をピンチヒッターに立て、死ぬ気で取り組むことを決意する。一方、絵里子に頼まれた光代は、フロアに出る気満々でキャバクラにやってくるが、店長の春日(仲本工事)に絶対に無理だと言われ、仕方なく裏方として洗い場で働くことに。


 「この絵を描けば、金が入る。これで貧乏から抜け出すんだ!」気合を入れて、風呂も入らず、パンの耳をかじりながら、80枚のイラストを描き続ける絵里子。締め切り前日には、部屋が雨漏りしてしまい、隣室の鴨田(塚地武雅)の部屋で描き続ける。そして4日後、張り切って野々宮の会社へと向かう絵里子だったが、野々宮は会議で外出中だと言われてしまい、ロビーで待つことに。しかし、当の野々宮は、そんなことはつゆ知らず、編集長の礼子(比企理恵)とスカッシュで汗を流していた。

 夕方になり、絵里子はようやく野々宮をつかまえるが、野々宮は涼しい顔で「タイムオーバー」と言い放つ。他のイラストレーターに頼んでいたのが、早く上がったというのだ。騙したのかと喰ってかかる絵里子に、「誰も仕事をやるなんて言っていない」と言い、「君次第じゃ、このイラストを何枚か載せてやってもいいよ」と言い出す野々宮。体を使ってチャンスをつかめというのだ……!


 そのまま、野々宮とホテルへと向かう絵里子。野々宮がシャワーを浴びている間、絵里子は葛藤していた。あんなに頑張って描いたイラストが無駄になってしまってもいいのか……。だが、野々宮に押し倒された絵里子は、やっぱりこんなことはできないと思い直し、無理強いする野々宮を突き飛ばす。こんなことをしてチャンスをもらっても、母ちゃんは喜ばない。父ちゃんはいつも自分の絵を褒めてくれたし、こんなことをしなくてもいつか売れるんじゃないか……。しかし、野々宮は絵里子の言葉を遮ると、「おまえのこんな絵、一生かかったって売れるわけないだろう!」と切り捨て、絵里子のイラストをばら撒き、事もあろうか革靴で踏みつける。居ても経ってもられなくなった絵里子は、野々宮を突き飛ばすとイラストを拾い、「こっちからお断りじゃー!」と、勇ましく部屋を出て行くのだった。

 鴨田に頼み込み、『週刊秘宝』の編集部をもう一度訪れる絵里子。締め切り前日の編集部はまるで戦場のような雰囲気だったが、絵里子はそれに臆することなく、梅本にイラストを描かせて欲しいと頭を下げる。エロネタが描けるなら、絵がよかったら使ってやると言われ、大喜びの絵里子。だが、絵里子にエロネタなど描けるわけもない。頭を悩ませる絵里子だったが、鴨田の「追い詰められた牛は己の肉を食らう」というひと言に、あるアイディアを思いつく。


 『週刊秘宝』発売日。そこには、絵里子のイラストが掲載されていた。それは、自分が野々宮に迫られた体験談だった! 雑誌デビューし、大カンゲキの絵里子。一方、それを礼子に読まれてしまった野々宮は、資料編纂室へと飛ばされてしまう。

 絵里子がご機嫌で帰宅すると、あの氷室が光代に羽交い絞めにされていた。絵里子から奪った5万円で、カブトムシやクワガタの幼虫を買ったのだという。これで金儲けをするという氷室に呆れ果て、追い返す絵里子。と、そこに正宗から電話が入る。仕事だと呼び出され、張り切って出かけた絵里子だったが、そこはなんとラブホテルで……!?